島に住むがん患者さんの話し。

朝晩寒い日が続く隠岐です。気付けばもうすぐ11月・・・・早いですね。
私ごとですが、すごく髪の毛がぼさぼさだったんでショートにしてしまいました。今の隠岐は昼はあったかくても朝晩がすごく寒いっていうのを、後から思い出してちょっと後悔してます。風邪をひきそうな今日この頃です・・・・。

そしてそんな寒い今日。
建物の中では、隠岐圏域でのがん患者等意見交換会というものがありました。
島での、がん患者さんを取り巻く状況を良く知らなかったのと、実際の患者さんたちの声が聞けると思い参加してきました。

私の中では、お互いに会話を楽しむサロン的な雰囲気なのかと思って軽い気持ちで行きました。
でも、参加者は、行政の方と、各地域の保健所の保健師さん(他の島からもやって来られてました。皆さん若い方が多くてびっくりしました。)病院スタッフ と がん患者さんの会(サロン)の方々で、緊張してしまいました。

内容としては行政の方から、現在のがんの傾向と、今年度の島根県でのがん対策事業を報告されていました。
そして、今回は事業に対しての意見交換会ということで、がんを経験された方々のご意見をたくさん聞くことが出来ました。

その中で、話題で上がった一番の問題はお金でした。
離島から本土へ渡っての治療費は想像以上にお金がかかるようです。
島からの妊婦さんであれば、出産の際に一カ月近く本土へ出るので補助があるんですが。付き添う家族の宿泊費であったり、移動費だったり、色々かかると話してくださいました。
島に住んでみなければ見えてこない問題がたくさんで色々な話を聞いて自分自身勉強になりました。

そして、会の最後にサロンの方の体験談の話になりました。
{がんと分かった時の悲しさ。常に付きまとう死への不安。
でも、その中で家族の存在や周囲の支えがあったからこそ今があり、当たり前のことをありがたく感じれるようになった様子。
私は想像でしかその時の体験や思いを感じることができないけれど、実際に体験した方同士だと、もっともっと深く分かりあえ一緒に乗り越えていく仲間になるんだなと教えてくださいました。だから、こういう患者会って必要なんだと改めて思います。
最後に、「がんになって良かった!」って笑顔で話されていたのがとても印象的で、「生きてる事を楽しんでるんです!」って言ったおばあちゃんも、色々な体験をされた上での言葉なのでずっしりと重みを感じました。

ちなみに、まだ出来たばかりのサロンらしく、若い保健師さんが中心になり活動されていってるようです
今日は、今までに出会ってきた患者さん達の顔が次々と浮かんできて色々な事を思い出す一日となりました。
振り返れば、患者さんからたくさんのパワーをもらってばかり。(今日のように・・・)
自分も誰かにパワーを与えられる看護師になりたいです。

そして、ここの病院の看護婦さん達。とても明るくてパワーがある方ばかりです
患者さんと共に私自身、パワーをもらってます。
画像

いつも食堂は患者さんと看護師の笑い声だったり、歌い声が聞こえてきます。
これは、ある日の昼間に撮った写真で、今日の話とはずれますが、
みんなでご飯が来るのを待ってる風景です。


しらき

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