医療のあり方

今日は日本各地から自らの意志で離島に研修に来た学生3名と隠岐島前病院で働いている医療スタッフとの懇親会があり、私も参加させて頂きました。

私と同じ歳くらいの看護師のためちゃんが「Aさんに桜を見せたいんです。」と発言。

師長さんを含め看護師さんたちは「そうやね。連れて行こうかぁ」と。

私はビックリしました。
なぜなら人工呼吸器を装着している患者さんだからです。
私は今までの経験で人工呼吸器を装着している患者さんを外に連れて出すなんて考えもしませんでしたし、手のかかる患者さんが自分の勤務中に外出したり、外泊したり、退院したりすると仕事が減って正直ラッキーだなんて思っていました。

しかし、ここのスタッフはしなくてもいい外出を患者さんの喜ぶ顔が見たいからという理由で計画を立てて、病院看護師付き添いの元行うのです。Aさん以外にも様々な疾患の患者さんの外出、外泊計画が立てられていました。その計画を立てているスタッフのキラキラした顔が忘れられません。


院長は「私達は弱い立場にいる患者さんの代弁者なんだから、体が動けない患者さん、話が出来ない患者さんの気持ちをよんで色んなことをしていかないといけないんだよ。桜を見たり、家に帰ったりすることでどんな効果があったかなんて研究は出ていないけど、患者さんの目が輝いているんだよ。患者さんの目が輝くっていうことに意味があるんだよ。」と。

師長は一言「患者さんに出来る限りのことをしてあげたい。」と。


今日の感動を独り占めするのはもったいないと思ってブログを書かせて頂きました。

こんな医療の提供の仕方もあるんですねぇ。


                                                       いっちゃん

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

ゆぅ
2010年03月23日 10:43
都会では、忙しさに追われながら日々の仕事をこなすうちに、いつの間にか人を想う気持ちを忘れている時があります。治療だけではなく、患者さんの生き方から死に方までも考え、彼らがすてきな人生を送ることができるよう管理してあげるのがドクターなんですね。西ノ島研修は、そんな、忘れていた気持ちを思い出させてくれました。地域医療ってすばらしい。都会に戻ってもこの気持ちを忘れたくないです。
いっちゃん
2010年03月28日 15:45
ゆぅさん言いこといいますね。
一生看護師を続けたとしても、ここに来ない限りこんな考えを知ることはなかったと思います。
患者の早期退院ばかりを求められる世の中にこのことは心のどこかにいつも持っていたいですね。

この記事へのトラックバック